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どうしたら勉強するようになるのか?

「いくら言っても勉強しない。」「どうしたらいいのかわからない?」など、多くの保護者の方が同じよ
うなお悩みを持っています。でも、子どもはみんな「勉強ができるようになりたい!」と思っているので
す。

私は33年間中学校の現場で働いてきて、そう確信しています。

「どうせ俺はダメだから・・・。」と言う子どもは、裏を返せば「本当は勉強ができるようになりたい」
ということでしょう。子どもは「何を勉強すればいいのか」「どんな勉強をすればいいのか」わかってい
ないだけなのです。だから、つまづきを見つけてやり、一つひとつわかるように教えてやれば自分で問題
を解きはじめます。

そこのところを良い先生に指導をしてもらい、保護者の方は「頑張っているね」とか「すごいね!」と声
をかけて、子どものやる気を喚起してやればいいのです。

結局、子ども本人がどれだけ勉強に時間をかけたかが、結果に表れるのですから。今までは、何をしてい
いのかわからず、基礎知識もほとんどなく時間だけをかけていたのが、何をすればよいのかがわかりそれ
をするために時間をかけるのですから、今までとは大違いです。やればやるほど、成績も上がるのですか
らやる気はもっと高まるでしょう。

「勉強」とは「つとめて、しいる。」と書きます。とてもきついことなのです。わからないのに「勉強を
しなさい」と言われても、ただきついだけで保護者の期待にもこたえられず、自信をなくすだけでしょう。